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平安遷都1100年を記念して1895年に創建されました。中でも小川治兵衛作の広大な「神苑」が見どころです。社殿を囲むように広がる神苑は、国の名勝に指定される美しく見事な庭園です。南・西・中・東の四つの庭で構成される庭は約33000㎡もあり季節ごとに美しい景観を楽しめます。周囲を蒼林に囲まれた心落ち着く閑静な庭です。谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する枝垂れ桜の名所です。4月上旬に開催される紅しだれコンサートは有名です。 |
若王子神社から法然院、銀閣寺に至る疎水横の2km程の小路です。 哲学者西田幾多郎が散策し思索に耽ったという事から、この名前がついたそうです。春は両岸に植えられた450本の桜が咲き、川面に散り流れる花ビラもひとしおの風情です。 日本の道百選にも選ばれた哲学の道を散歩してみれば可愛いカフェなどが並ぶ人気のスポットです。 |
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臨済宗妙心寺派の本山で、1337年花園法皇が自らの離宮を禅寺に改めたものです。広大な山内に46もの塔頭寺院が点在し、その中の一つ 退蔵院にある「昭和の名庭 余香苑」の大きな紅しだれ桜が有名です。 桜の両横には、枯山水庭園「白砂の陽の庭」「黒砂の陰の庭」、中央に立つ紅しだれ桜は2つの庭に降り注ぐように圧倒的な美しさを誇ります。 |
祇園の北側を流れる白川沿いは、花街風情を色濃く残す界隈である。
この周辺地区は「祇園新橋伝統的建造物群保存地区」に指定されています。 白川南通りの北側には、柳の木。南側には、桜や梅の木が植えてあり、春には桜の ライトアップも行われる。その横を流れる白川に架かる「巽橋」は小さな橋ですが、 祇園散策の名所の一つで、多くの観光客が訪れます。すぐ近くにある「辰巳大明神」は、芸事の神様として祇園の舞妓さん達の信仰を集めています。 |
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渉成園は東本願寺の別邸。周囲に枳殻(からたち)が植えられていた事から枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。 元々は、左大臣 源融(みなもとのとおる)が作った、六条河原院苑池の遺跡と云われています。 渉成園としては、1653年に宣如上人の願いで石川丈山が作庭したのが始まりです。 |
太閤秀吉が行った「醍醐の花見」で有名です。ここに秀吉は700本もの各地の桜の銘木を移植し、息子の秀頼や、正室北政所、側室の淀君ら総勢1300人を引き連れて宴を行いました。秀吉のおかげで、今でも私たちは素晴らしい桜を見る事ができます。
また、国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、1598年秀吉自らが基本設計をした庭であり、「太閤枝垂れ桜」は名前通り立派な桜です。三宝院の庭園全体を見渡せる表書院は、寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり国宝に指定されています。桃山時代の華やかな雰囲気を今に伝えています。 |
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平安末期に開かれた天台宗の寺で、本尊は千手観音像。西国三十三箇所の第20番札所として知られている。徳川綱吉の実母・桂昌院によって寄進復興された。春は、桂昌院のお手植えの樹齢300年の枝垂れ桜・秋は紅葉でも有名なお寺です。 |
室町時代の武将「細川勝元」によって創建された臨済宗妙心寺派の寺院。方丈の前庭が世界的にも有名な石庭です。白砂を敷きつめた中に、大小15個の石を配して「七五三の庭」「虎の子渡しの庭」と呼ばれています。方丈の東北に据えてある、銭形のつくばいは「徳川光圀」(水戸黄門で知られた)が寄進したものといわれています。 |
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創建は延暦17年(798年)千手観音の像を安置するために坂上田村麻呂が堂宇を建立。 音羽山中腹に広がる13万㎡の境内は壮大な伽藍を形作ります。春にはソメイヨシノや山桜など約1000本の桜が咲き誇り雄大な景色に華やかさを添えます。「清水の舞台」として名高い本堂から見下ろす桜は絶景です。三重塔や放生池の周辺に咲く桜も、ぜひご覧いただきたい景観です。 |
正式には「霊亀山天龍資聖禅寺」といい1339年後醍醐天皇の菩提を弔う為、足利尊氏が夢窓礎石を開山として創建した臨済宗天龍寺派大本山です。嵐山の桂川中ノ島から渡月橋を渡って、北へ向かう観光客で賑やかな通りに面して門を構え、嵐山亀山を借景に緑豊かな境内が広がります。四季それぞれに美しい庭が観賞でる方丈庭園は、曹源池を中心に嵐山の桜や紅葉彩る木々の山肌を借景とする池泉回遊式庭園で国の史跡特別名勝に最初に指定された歴史ある庭です。多宝殿前の枝垂れ桜は、ぜひご覧いただきたい見事な桜です。 |
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蹴上インクラインは、南禅寺の近くにあり全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡です。 高低差約36mの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地です。 線路沿いにはソメイヨシノやヤマザクラが植えられており、満開の桜並木の中、線路内を歩いて観賞する事がでる桜の名所です。 |
平安時代の仁和四年宇多天皇によって創建された仁和寺は、御室御所とも呼ばれる格式高い我が国最初の門跡寺院です。代々親王が住持したことから「御室御所」とも呼ばれ御殿の内部は宮廷のような造りです。 宮廷文化を垣間見たような素晴しい建物の数々、そして何より広い境内には季節の花々が今が盛りと咲いています。桜の名所仁和寺には、金堂前の染井吉野、鐘楼前の枝垂れ桜など競って咲き誇ります。中でも中門内の「御室桜」と呼ばれる遅咲きの桜は有名で、古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ数多くの和歌に詠われています。この御室桜は背丈の低い桜で、目の前で桜が |
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上賀茂神社は、京都で最も古い神社の一つです。広い境内には川が流れ神の降り立つ場所とされており、京の王城を護る神の居ます所、伊勢神宮に次ぐ崇敬を集めています。春は境内全体が見事な桜で飾られます。一の鳥居から二の鳥居に至るまでの一直線に伸びる参道の脇に、樹齢150年の紅八重枝垂れの斎王桜、3月の下旬に白い花を広げる御所桜や馬出しの桜、鞭打ちの桜など、それぞれ謂れのある桜が並びます。二の鳥居から立砂が盛られた細殿を左に進むと、みあれ桜が赤い花を咲かせています。 |